XT316がアルゼンチン人に

間違って中華ROMを焼き、Googleサービスがすべて消滅、/system/app/に自分でGoogleアプリをコピーして…と、いささか悲惨な状態（でも自分仕様でよかった）になっていたXT316のsbfファイルをようやく発掘できた。アルゼンチンのClaroというキャリアから出たもののようだ。以前の方法で、rootも取得できた。キャリアロゴもおしゃれーな感じ。

つづいてMoto XT316

Samsung Galaxy Pro B7510につづいて、eXpansys.jpで最後の1台になっていたので、Moto X316も入手してしまった。横幅が狭くて握りやすそうだし、片手での操作も楽そうだし、SMSが中心だし、多少のもっさりは許容範囲だろうと。。。実際、予想以上に気に入ったのだが、2.3.4に上げようとしたのがいけなかった。

XT316は、香港やブラジルあたりでも売られているようなのだが、もともと、中国市場用の端末なので、わたしが入手したのも中国市場向けのバージョンだと思っていた。「XT316 root」「XT316 sbf」あたりで検索しても、出てくるのは中国語の掲示板ばかり。中国語はさーっぱりわからないが、Google翻訳に頼りながら2.3.4のsbf（China Unicom版だったことは、あとで判明）を入手し、あまり深く考えずにRSD Liteで焼いたのだ（bootloaderモードにするには、Vol Downキー＋カメラキーを押しながら電源をオン）。

wktkして起動すると、なにやら中国語らしき言葉が流れる。それは楽しいのでいいのだが、これがすごい大音量！　さらにGoogle関係のアプリが消えている。2.2のときは、Recoveryモード（Vol Upキー＋Vol Downキーを押しながら電源をオン）で、micro SDからupdate.zipをインストールという項目がでてきたから、それでGoogle関係のアプリを入れればいいかなと思いきや、Recoveryモードにも入れない。moto xt316摩托罗拉 2.34系统 ROOT~亲测可用を参考にrootをとったうえで、デフォルトで入っていたアプリをざっくり削除、gapps-gb-20110613-signed.zipを解凍してsystemフォルダ以下にファイルをコピーするという方法で乗り切った。

この2.3.4は、data領域が最初から約50MBと少なくなっていたので、systemに必要なアプリを放り込んだのだが、環境構築が終わったところで、data領域もsystem領域もストレージ残量は約10MBずつ。ついでにFoursquareがMarketに出てこないし、直接apkファイルをコピーしてもインストールに失敗する。

入手して1日しかたっていないけど、China Unicom以外のsbfがみつかるまでお蔵入りかしら。でも相方からのクリスマス・プレゼントだし、さすがに怒られる（呆れられる？）かなぁ。こっそりもう1台入手かしら。でも2台入手するほどの端末でもないよねぇ。文鎮覚悟でXT300のsbf焼いてみようかしら、などと悶々としながら、もうひとつ入手できていたsbf（2.2.1だった）を焼いてみた。

起動時の中国語はなくなったが、Google関係のアプリがなく、China Unicomのアプリがたくさんインストールされているのは同じ。ただdata領域が約110MBある。ほとんどのアプリを削除したうえで、gapps-hdpi-20100817-signed.zipのファイルを入れ（gapps-gb-20110613-signed.zipでは、バージョンが新しすぎるのかうまくいかなかった）、日本語フォントを入れたあとのsystem領域メモリも約30MB。2.3.4より、こちらのほうがよさそうだ。Foursquareも、ちゃんとMarketで出てくる。

必須のアプリをsystem領域に、Titanium Backup、Root Explorer、FEPはdata領域にインストールした。最初の2つはRootが必要なアプリなので、初期化して、Rootをとらない状況でつかう場合のことを考えたのと、FEPはsystem領域にインストールしたら動作しなかった。Recoveryモードに入れるようにもなった。なんというか、しなくてもいい苦労をしたけど、お蔵入りにならずに済んでよかった。。。そのうちChina Unicom以外のsbfも出てくるかもしれないし。

つぎに楽しみなのは、Galaxy M ProとMotorola Pro+。Motorola Pro+のホールド感は、XT316に近いだろうし、これにGalaxy Proのカーソルなり、Galaxy M Proのトラックパッドなりがつけばなぁ。あと、ほかの端末に合わせて、ホワイトが出てきて欲しい。